2015.10.27

『戦闘機キ−106の開発』飛騨産業が木製の戦闘機を制作した秘話とは?

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終戦70年を迎えて、飛騨産業にも木製の戦闘機を制作した秘話があります。太平洋戦争中すでに軍需品として陸軍戦闘機用の木製増槽(陸軍航空部隊では落下タンクと言います)の生産をしていましたが、1944年戦局が悪化し、アルミ合金の不足から機体の大半を木製化した戦闘機キ−106(キ−84四式戦闘機/疾風をベース)の開発を計画されました。

設計、試作は立川飛行機に加え呉羽紡績や王子飛行機においても試作されました。その機体の大半を高山航空工業(現飛騨産業)が制作しました。

しかし、アルミ合金製の機体からすると17%もの重量増加のために上昇力、速力の低下。また当時の組み立てに使用した接着剤の強度問題で、試験中の主翼の下面外板が剥離、脱落するなどトラブルも発生しましたが、合計10機の試作機が完成しました。

しかし、基本的な強度不足や構造が量産に向かなかった為に生産は中止されました。終戦後、アメリカ本国に1機送られ調査されました。のちに1994年北海道江別市早苗別川畔の地中から設計図が発見されました。

その設計図をもとに終戦70年を記念して岐阜県立高山工業高校、電子機械科の生徒さんが木製戦闘機キ ー106の再現模型を発売しました。

当時としたは木製戦闘機の機体を製造する技術は世界有数の技術力があったことの証明につながる物語です。


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